彼女の浮気を防止する話術

昔の日本には「貞女は両夫にまみえず」という言葉がありました。たとえ夫が亡くなっても女性は別の男性と性交してはならないと、いう意味です。女性は一人の男性とつきあったら、一途にその人を愛し続けるというのが、「正しい女性」のあり方ということになっていました。

明治時代には10代の結婚もごく普通でした。昭和の時代には、女性は25、26才で結婚するのが普通でしたので、20代で男女が付き合えば「結婚を前提」ということが当たり前。ところが、現代のような男性も女性も初婚年齢が30才を超える時代になると、20代でつきあう男女の中には、結婚を考えていないカップルも増えてきます。

お互いに「もっと良い相手がいるかも知れない」と考えながら付き合っているので、どうしても他の異性にも関心を持ちがちです。性的な面でも、結婚前に女性が何人もの男性と性交渉を持つことが「悪」ではなくなり、彼氏がいるのに、他の男性と深い仲になる女性も増えてきました。

男性が彼女の浮気を心配しなければならない時代になりましたが、どんな言葉で彼女の気持ちを縛れば良いのでしょうか?

【人は禁じられたことをしたくなる】

人間の心は複雑なもので、「これをしないで」と言われたことをしたくなるという傾向があります。「これだけは絶対に口外しないで」と秘密を打ち明けられれば、「そんな大切なことなら、大事な人にはぜひ教えてあげたい」と思ってしまいます。

そのため、「絶対に浮気だけはしないで」「君はしない人だと信じているよ」というセリフを伝えたところで、効果はありません。「浮気」という言葉を相手に刷り込んでしまうと、その気もなかった彼女がしたくなってしまいます。他の男性に目移りさせないためには、「浮気など絶対にするはずがない」という前提で、常に会話をすることです。トイレの張り紙には、「汚さないで」と書くよりも、「きれいに使っていただきありがとうございます」と書いた方が、効果が高いと言われています。それと同じことです。

「君は本当に誠実な人だね」「君のステキなところはウソをつかないところだよ」とメッセージを伝えることが、浮気予防になります。自分に対する全幅の信頼に対しては、人は裏切ることができない、という心理状態になるからです。

女性も男性も結婚年齢があがったために、必ずしも結婚を前提としない恋愛が長く続きます。そのため、男女ともに浮気をするチャンスが増えます。相手の心を縛ろうとするなら、「浮気」という言葉を使わず、相手の誠実さや正直さをほめることが大切です。

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